株式会社籠田工務店

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会長の想い

木について考えていきます。(14)

#会長の想い

1杉一厘挿し.JPG里山整備について

県内各地の里山は、雑草、野草、藤蔓、豆蔓、雑木等で山に入ること自体大変であります。これは昭和60年代に入り長野県でもハウスメーカーの住宅が各地で建設され、輸入材に押されカナダや米国から来る大きな丸太を見て、ハウスメーカーはもとより地元の製材所までもが大きな丸太を買い入れ日本家屋に使用してきました。ハウスメーカーはコストのかかる国産材より人件費の安い輸入材の方が使い易く、メーカー同士の競争にも対応するため、現在まで輸入材に頼って来ました。地元の木を使わない昨今、山は荒れ果て、地元の人が山菜すら採りにも行けない状態になっています。里山の木を使う事を優先に考えれば、林道が開き山から雑草や蔓類、雑木がなくなり山は整備されます。整備された山は誰が見ても気持ちの良いものです。

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