株式会社籠田工務店

  • 電話番号
  • お問い合わせ

会長の想い

木について考えていきます。(16)

#会長の想い

1一位ワイングラス.JPG里山用材(木材)利用について(1)

 長野県の里山の殆どは私有林と思われます。従って県や市町村の行政が手を入れにくいのが現状かと思われます。最初に述べたように、今まで自分の山があってもコスト面で使えないのが実状です。皮肉な事に裏山に沢山自分の木があるのに、県産材使用認定工場を通らなくては県産材ではない、認証工場に売ると市場で買う値段より安くたたかれ木より利益を得るどころか赤字になる、自分で使おうとするとまず無理と考えざるを得ない、組織を持たないと申請や手続きが難しい、使うとしたら自費で伐採、山出し、製材とかかる経費は並みの数字ではなさそうである。 やはり自分の山の木を使うより、外材を使ったハウスメーカーの方が安そうである・・・・・そんな理由が殆どであります。 しかし何故、遠い海を渡って来る木材が安く、地元の木が高いのか考えても理解出来ないのが本音です。今 県は緑の森を作る為として県民一人当たり500円の税金を徴収しているとの事ですが、「その税金は何処へ? 大北森林組合へ?」 そんな考えを持つ方もいます。

 いずれにしても、現状のままにしておけば大変な事になります。山は荒れ放題、鳥獣対策の追われ、その費用の全てが捨て金であります。又、罪の無い動物の命を奪う選択をしていることになります。

他のブログも見る

PREV

ページのトップへ